解決までの流れ
ご契約(受任)後、交通事故の案件が解決するまでの流れを時系列でご案内します。どの段階で何が起こり、弁護士が何をするのかをあらかじめ知っておくことで、安心して治療と生活に専念していただけます。
STEP 1:治療・通院
まずは、けがの治療が最優先です。保険会社とのやり取りは弁護士が窓口となりますので、治療に専念してください。
この段階で弁護士が行うこと
- 治療費・休業損害など当面の請求への対応
- 通院頻度・通院先についてのアドバイス(後の等級認定・慰謝料算定に影響します)
- 保険会社から治療費打ち切りの打診があった場合の対応・交渉
むちうちで治療打ち切りを打診されている方はむちうち(頚椎捻挫)もご覧ください。
STEP 2:症状固定
「これ以上治療を続けても症状の改善が見込めない」と判断された状態を症状固定といいます。症状固定のタイミングは賠償額に大きく影響するため、医師の判断を尊重しつつ、時期について弁護士がアドバイスします。
- 完治した場合 → STEP 4(示談交渉)へ進みます
- 症状(痛み・可動域制限など)が残った場合 → STEP 3(後遺障害等級認定)へ進みます
STEP 3:後遺障害等級認定
症状が残った場合、自賠責保険の後遺障害等級認定を申請します。等級が認定されるか否か、何級が認定されるかで、賠償額は大きく変わります。
当事務所では、医師に後遺障害診断書を作成してもらう段階からサポートし、必要な検査・記載内容を一緒に検討したうえで申請します。認定結果に納得できない場合の異議申立にも対応します。
申請から結果通知までの目安は1〜3ヶ月程度です(事案により異なります)。
認定手続の詳細・事前認定と被害者請求の違いは後遺障害で解説しています。
STEP 4:損害額の計算・示談交渉
治療の終了または等級認定の結果を踏まえ、弁護士が裁判所基準(弁護士基準)で損害額を計算し、保険会社と交渉します。慰謝料・休業損害・後遺障害逸失利益は特に争いになりやすい項目ですが、過去の裁判例を調査し、請求できる損害項目に漏れがないかを精査したうえで交渉に臨みます。
交渉開始から示談成立までの目安は1〜3ヶ月程度です(争点の多さにより変動します)。
交渉の進め方・増額のポイントは示談交渉で、損害項目別の計算方法は賠償金・慰謝料の計算で解説しています。
STEP 5:交渉でまとまらない場合 — ADR・調停・訴訟
保険会社との交渉で合意に至らない場合は、次の手段を検討します。
| 手続 | 概要 |
|---|---|
| ADR(裁判外紛争解決手続) | 裁判所によらず、第三者機関を利用して解決を図る手続です |
| 交通事故調停 | 裁判所で、当事者の合意による解決を図る手続です |
| 訴訟(裁判) | 合意による解決が図れない場合の最終的な手続です |
ADR・調停を経てから訴訟提起する場合もあれば、直接訴訟提起する場合もあります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、事案に応じて弁護士がご提案します。
STEP 6:解決・お支払い
示談成立または判決・和解により、賠償金が支払われます。弁護士費用は成功報酬制(回収額の10%または増額分の20%)で、回収した賠償金からのお支払いとなるため、持ち出しのご負担はありません(→ 料金表)。
今どの段階の方でも、まずはご相談ください
治療中・症状固定前後・示談提示後——どの段階からでもご相談いただけます。早い段階ほど取れる選択肢が多くなります。
電話受付:平日9:00〜18:00 / メールフォーム:24時間受付(土日祝も可)